ひとり暮らしのテクニック
1番部屋探しが多い時期は、1月~3月にかけてです。転勤・進学・就職等がある時期だからです。引越しする人が多いので、当然に決まっていくスピードも速くなります。
不動産会社の案内でお気に入りの物件を見に行き、戻っていざ確認したら別の人が借りてしまっていたということもよくあります。
この時期は出て行く人も多ければ入居する人も多く、良い条件の物件から契約が確定し早いスピードで入れ替わります。また、最近では、インターネット無料マンションやIoT対応マンション、大容量SIMが標準で用意されたお部屋など、ハイクオリティなお部屋もありますので、このようなお部屋は、季節に関係なく、まさにスピード勝負となるでしょう。
少し時期を変えて4~5月は、3月に入居者が決まらなかった物件や、3月後半で引越した等、条件のいい部屋が残っている可能性が高く家賃交渉等しやすい時期と言えます。
この時期は比較的、まだ部屋探しをする人は多く、余裕のある人がこの時期を狙っていたりします。この時期を逃すと、長く空いてしまう可能性が高いからです。
8月は最も礼金や日割り家賃、家賃交渉がしやすい時期です。1~3月の間と、1万円も家賃が安かったりする事もあります。余裕があれば、1番狙い目です。
賃貸契約で確認すべきこと
契約を結ぶ前に、しっかりと賃貸契約書の中身を確認しましょう。
賃貸契約書に記載されている事項について『知らなかった』と言っても、署名捺印してしまえば取り返しがつきません。
不動産会社で賃貸物件を案内してもらった後、「契約の手続き」をするにあたり確認すべき事項をあげると、初期費用の中に含められる「敷金」「礼金」「仲介手数料」です。
「敷金」は貸主が借主の家賃の滞納や部屋を引越すときに、修理が必要になったときなどにこの"敷金"から差し引いて修理費用がまかなわれます。
「礼金」は、貸主である大家さんに対して、「部屋を貸してくれてありがとう」っと言った意味があり、このお金は戻ってきません。
「仲介手数料」とは借りる人、貸してくれる人の間に、不動産屋が入り、 契約がスムーズに成立するように助けてくれる、そのときの お礼で、不動産屋に支払うお金です。
入居する物件が決まったら、不動産会社に渡すお金は、物賃貸借契約書に書かれている、敷金、礼金、入居日からの家賃(日割り計算がきます)、仲介手数料(不動産屋への支払い)、火災保険料(2年契約の場合が多い)、清掃料、カギ交換料などが含まれ、このお金を契約書、必要書類と一緒に不動産屋へ渡して、 記入漏れや、印鑑の漏れがなかったら契約成立という流れになります。
分からない事があれば、不動産会社に必ず確認しましょう。賃貸契約書を交わした後では、取り返しがつかなくなります。